ナツエビネとレンゲショウマの撮影後
久しぶりに面ノ木の湿地に立ち寄ってみました
猛暑とはいえ、標高1000mの地は晩夏の装い
すれ違う人もなく、静けさの中で聞こえるのは
吹き抜ける風の音のみ
ついつい熊さん注意の看板に目が行ってしまいます (2013.8.14)
端境期でしょうか
きっと秋の花々が開花の準備をしている頃なんでしょうね
フシグロセンノウ
遠くからでもすぐ分かる色鮮やかな花色



ヌマトラノオ

オニユリとオミナエシコオニユリとハンゴンソウでした
教えてもらいましたm(__)m

カワラナデシコ

コフウロ間違えました
ゲンノショウコでした
葉に特徴があって、コフウロの葉は三全裂
ゲンノショウコは三~五深裂です

ウバユリ
なんとも可哀そうな名前の植物ですが、
発芽から開花まで6年から8年かかるそうです
花の最盛期に葉が茶色くなったり、落ちてしまうことから
「姥百合」と名付けられたようです
冬の枯野でよく見かけるウバユリ、一生を終えた姿もなかなか風情があるかも


あそこにもここにもと思った8月
苦手な暑さにダウンして
とうとう花咲く山らしい山にも行かずに終ってしまいました
もうすぐ9月
さて~~

計画だけは盛り沢山(o^^o)
あれほど待ちわびた季節が もうそこまで来ています
往く夏にほんの少し寂しさを感じる今日この頃
- 2013/08/27(火) 18:24:29|
- 山の花
-
-
| コメント:8
連日忙しくって、またまた更新が遅れています
夏休みに撮ったナツエビネとレンゲショウマ
どちらも夏を感じる花 奥三河(2013.8.14)
ナツエビネ
爽やかな花色が好きで、この花を求めてあちこち何度歩いたことでしょう
咲く前に暑さで花芽が傷んでしまい、なかなかいい状態のものには何年も出会えませんでした
猛暑続きの今年もきっとそうだろうと思っていたら
なんと、今年は(*^。^*)(*^。^*)
花数は少ないですが、私には嬉しい出会いでした



蕾がいっぱいですが、この後咲いたのかどうかは??

レンゲショウマは
やはり森の妖精
自然の造形美に惹かれます


おまけ(^O^)

- 2013/08/25(日) 01:51:50|
- 山の花
-
-
| コメント:10
照りつける太陽の日差しは強いものの、涼しさを感じた一日
標高約2500mの地は別世界
高山ではお馴染みの花々に加えて、ここでの楽しみはタテヤマリンドウ
再会の小さな白いリンドウ
青紫のミヤマリンドウなども咲き
そろそろ短い山の夏も終わりに近づいたのでしょうか (2013.811)

タテヤマリンドウ


ミヤマリンドウ

ミヤマダイモンジソウ


ミヤマキンバイ

初めてのヒメクワガタ

イワギキョウ

シコタンハコベ


イワイチョウ

ニガナとミヤマダイモンジソウ

ウサギギク

エゾシオガマ

ヨツバシオガマ


テガタチドリ

シナノオトギリ

ウラジロタデ

ここに載せたのは、ほんの一部です
ここでの楽しみのもう一つは雷鳥
比較的雨や曇りの日に多く見られるとか
ピーカンのお天気ではどうでしょう
諦めかけていた頃
偶然にも目の前に雷鳥の姿が(@_@)
すぐハイマツ帯の中に去ってしまいましたが、すばやく証拠写真を(^O^)



2年前、唐松岳頂上直下で見た雷鳥の親子
↓をクリック
唐松岳の雷鳥いつの日か、冬鳥の白い雷鳥に出会えたらと思うのですが・・・・・・
- 2013/08/18(日) 01:05:19|
- 山の花
-
-
| コメント:14
夏休みに入って二日目
これだけ暑い日が続くと、涼しい場所が恋しくなります
今回は楽して立山室堂平
眼前に迫る雄大な立山連峰を前に
のんびりゆっくり歩いてみました (2013.8.11)
ここでもコバイケイソウは当たり年
雄大な立山を眺めながら


こんな景色の中に身を置くだけでも幸せ気分


ミクリガ池

池に映る雄山や浄土山

剣岳も姿を現してくれました(左)
ここは立山三山、剣岳登山の拠点
登山者がいたり、ハイカーさんがいたりで、すれ違う人のザックの大きさも人それぞれ

硫黄のにおいが立ち込める地獄谷

ここが3003mとは思えないような近い距離に
立山の主峰 雄山がそびえています

こちらはミクリガ池よりも小さなみどり池

タテヤマアザミ

ヤマハハコ

ハクサンボウフウ

チングルマはそろそろ終盤

綿毛になった姿も美しい

現存する日本最古の山小屋
「室堂」
室堂の名前はここからついたようです

次回は立山室堂平のお花たちです
- 2013/08/16(金) 01:05:32|
- 風景 山の花
-
-
| コメント:2
霧は晴れて、真夏の太陽がギラギラしだした頃
お気に入りの登山道を歩いてみました
擦れ違う人も少なく、夏草の生い茂る山道には
咲き始めたばかりの晩夏の花々
こんな時間もいいものです (2013.8.4)

緑の中で目立っていたキオン

夏草の中で咲くクガイソウがいい感じ

咲き始めたばかりのイブキコゴメグサ

ミツモトソウ

ヒヨクソウ

ヒメフウロもいっぱい



お気に入りのイブキフウロ


ハクサンフウロ

エゾフウロ

マネキグサ
花弁の白い縁取りがとってもおしゃれ


小さな小さなヒナノキンチャク
ちょっとだけ咲き出していました
まだ巾着は出来ていません


伊吹はフウロソウの多い山、9月になればミツバフウロも見頃になるでしょう
いつか見たあの大群生が懐かしい
- 2013/08/13(火) 20:53:44|
- 山の花
-
-
| コメント:8
連日の猛暑に悲鳴をあげています
まだまだこの暑さ、続くようです
熱中症にはお気をつけください
更新が遅れて、今頃は少々終盤かもしれませんが
伊吹山がピンクに染まった頃のお話です
混雑を予想して早起きして行った伊吹の山頂は霧でした
なんでもない風景を幻想的にしてくれる霧の出現
伊吹にはこんな世界が似合うのかも 伊吹山(2013.8.4)
シモツケソウの群落
メタカラコウと一緒に








ルリトラノオ
この時期、シモツケソウのピンクと共に山頂を彩るのは青紫のルリトラノオ
伊吹山でしか見ることが出来ないお花です
これほど多くのルリトラノオを見たのは初めて
今年はクサタチバナもキンバイソウもルリトラノオも花数が多いような気がします
時々しか行かないから、ちょうど見頃の時期だったのかも
よく似た植物のクガイソウとの違いは
葉っぱを見れば判別出来ます
ルリトラノオは対生、クガイソウは輪生します



朝露に濡れて



クガイソウ



他にもこんな花々が
ほんの一部です
シュロソウ


コバギボウシ

クサフジ

コオニユリ

秋の気配がするワレモコウも咲き始めました

ツリガネニンジン

一回りした頃、すっかり霧は晴れ
真夏の太陽が照りつけていました
次回に続きます
- 2013/08/12(月) 20:48:44|
- 山の花
-
-
| コメント:6
「氷河の星」とも呼ばれるエーデルワイス
数多くあるエーデルワイスの仲間の中でも最も小さいのがヒメウスユキソウ
別名はコマウスユキソウ
中央アルプスの特産種です
今年も逢えたね (2013.7.27)
ヒメウスユキソウ



タカネツメクサと
バックの山は三沢岳


ハハコヨモギ
木曽駒ヶ岳と北岳の一部でしか見れない希少な花
地味ながら存在感があります



タカネツメクサの群落も見事



青空だったら

チングルマ


ここでもコバイケイソウ

コイワカガミ



時々青空も
足下には雪渓

遠くにはロープウェーも


極楽平はすれ違う人も少なく、静かな山でした
チシマギキョウ木曽駒でいつも楽しみにいるのがチシマギキョウ
この花色と佇まいに惹かれます
今年も岩の隙間から迎えてくれました





バックの山は三沢岳

こちらは番外編
偶然にも最後の最後でオコジョが岩の隙間を出たり入ったり
その仕草がまるでもぐら叩きのゲームのような早業で思わず笑ってしまいました
でもつけていたレンズは残念なことに50mm
切り取ってなんとか~~^_^;


中央アルプスシリーズは今回でお終いです
最後までご覧くださってありがとうございます^_^
- 2013/08/04(日) 21:14:30|
- 山の花
-
-
| コメント:12
3000メートル級の山々がそびえる厳しい環境の中
一番美しい季節でしょうか
足下には色とりどりの花々
ゆっくりと歩けば、何かしら発見があります
駆け足で過ぎていく夏山に触れたくて (2013.7.27)
あちこちで咲く真っ白なハクサンイチゲも今が旬


この日一番目だっていたのがビタミンカラーのミヤマキンバイ
キラキラと輝いて

中心部のオレンジ色がチャームポイント


シナノキンバイも見事な群落を作っていました



ミヤマキンポウゲとカヤツリグサ科のミヤマクロスゲ


ミヤマダイコンソウ
よく似た植物が並びましたが、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウはバラ科
ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイはキンポウゲ科です

クロユリ


ユキノシタ科のクロクモソウ

イワツメクサ

ゴゼンタチバナ

ミヤマゼンコ

ヒメイワショウブ

小さな花ですが、アップで見るとイワショウブにそっくり

ミヤマタネツケバナ

ヨツバシオガマ


ウラジロナナカマドも咲き始めました


またまた画像の羅列になってしまいました^_^;
次回は木曽駒ヶ岳だけに咲く小さなお花が登場です
- 2013/08/03(土) 19:45:51|
- 山の花
-
-
| コメント:4